桜の季節は暫く前に過ぎてしまっているけれども。

毎年のことながら、桜の咲く季節になると、可憐さに魅了されます。
一方、咲き誇る期間の短さに対し、儚さを感じのは日本人だからなのでしょうか?
(他の国の方々はどう思うのだろう?)
ぽんぽんとした桜の花の塊は、”咲き誇る”という言葉にふさわしい咲きっぷり。
なのに、一週間ほどで散ってしまう。
花火みたいに、ばーん!っていう圧倒するような勢いはなくとも、それとはまた趣の異なる刹那的な美しさを感じます。


そして、散り際もまた綺麗ですよね。


小さな花びらが舞い散るなか、
散ってしまった花の奥底から垣間見える新芽の青々とした若々しさも、
生命の力強さを感じて結構好きなのです。


空の青と、薄いピンクの花びらと、新芽の新緑の色合いを楽しめる季節は、
やっぱり良いなあ、と。



写真は、図書館を出て見上げた時に目にした旧開智学校(の背面)です。
こちらの旧開智学校、学校建築として初めて校舎が国宝に指定される見込み(2019年)とのこと。
同校の卒業生として結構誇らしく感じます。